オーバドゥの歴史は、コルセットの専門家であったベルナール博士によって1875年に始まります。オーバドゥというブランドは、ショーツやガードルがランジェリーの中で不可欠とされていた時代の、1958年に生まれました。さらにオーバドゥは人工的に作り上げた窮屈な補正機能を無くし、官能的で魅力的な商品を提供することで、歴史への一歩を踏み出しました。ランジェリーは魅惑を引き立たせる正真正銘の武器となったのです。

丸みのあるバスト、きゅっと細く絞ったウエスト、裾の広がったスカートという50年代に確立していた女性服のイメージは、衰退していきました。

開放されて自由なシルエットが主流となったのです。
オーバドゥはブラとショーツのカラーを合わせることを提案した最初のランジェリーブランドです。その後は徐々に同じデザインのものであるべきという考えが主流となっていきました。そしてランジェリーセット（ブラとショーツ）が誕生し、ファッションの傾向やシーズンに合わせたコレクションが定着していきました。
当初のこのキャンペーンは大胆で挑発的でありながら、共感性が高くエレガントなものでした。このスタートから30年間、オーバドゥはユーモラスで大胆、刺激的なものを発信し続けたのです。

70年代の流行を表す言葉は、間違いなく「大胆さ」です。

オーバドゥは既に魅惑と高い技術の融合に成功していました。オーバドゥはランジェリーの歴史に数々の革新を起こした貢献者です。
最初のストラップレスブラ、ホルターネックブラ、伝説的な「アグラフ　クール」（フロントホックブラ）など…この流れは、広告にも見受けられ、パートナーとの関係に着目した挑発的で先進的なものでした。

この時代、女性のクローゼットの中に異変が訪れました。挑発的な洋服が、おとなしいものに変化してしまったのです。

まさしくこの瞬間、オーバドゥはダンスからインスピレーションを受けて、最も小さな作品を作りました、そうそれが最初のタンガです！
タンガは瞬く間に世に広がり、コピーされ、Gストリングの登場につながったのです。
この時、男性がオーバドゥのモノクロの広告に初めて登場しました。このモノクロのトーンが80年代からの20年間、オーバドゥの広告のベースとなり、パートナーとの関係を楽しむことをテーマに作られました。

90年代には、ファッションは新たな転機を迎えます。新しいことを試し、新しい経験をする…　ありとあらゆることが流行しました。

オーバドゥでは、熱狂的ファンを生み出したアイテム、「Bahia(バイア)」やカレンダーが登場しました。また90年代はオーバドゥの代名詞といえる、「魅惑のレッスン」を開始した時期でもありました。
これが、ブランド発展のターニングポイントとなります。芸術的で美しいレッスンは、女性の魅惑の力、彼女たちの洗練さとエレガンスさを語ります。
このレッスンはモノクロ写真で構成されており、女性へエスプリのきいたアドバイスをします。美しいランジェリーの写真とそれをまとう女性の身体をも美しく輝かせるのです。
オーバドゥは時代の先端を歩み、街中に初めてこの美しい女性の身体が写ったレッスンのポスターを貼りました。20年以上もの間このレッスンシリーズは、「愛の芸術」というムーブメントを巻き起こしたのです。

技術、産業、ファッションの革新の10年！

オーバドゥは、ランジェリーに留まらずビーチでも女性が自分自身の身体に自信を持てることが必要だと感じました。
そこで、オーバドゥショップで2006年からスイムウエアも売り出したのです。これは革新的でした。
技術革新はさらに続きます。きれいなシルエットを作り出し、お尻をキュッとあげる効果のあるランジェリー「ヒップアップショーツ」や、たった5グラムの「ストリングミニマム」などが誕生しました。
今やオーバドゥはランジェリー、スイムウエア、ラウンジウエア、ストッキング、タイツを提供し、女性を一日中輝かせるのです。

ファッション、ファッション、ファッション...メンズコレクション登場！

2013年には Aubademenと名付けられた遊び心がありセクシーなメンズコレクションが登場しました。
男女の駆け引きは次のステージに上り、ついにオーバドゥはセクシーなコレクションを発表しました、「ボアット　ア　デジール（欲望の箱）」です！
恋人たちはロマンティックなゲームを楽しむツールを手に入れたのです。
さらに2013年、オーバドゥは新たな魅惑の武器を作り出すべく、女性たちを賛美する官能的で上品な香りの販売を開始しました。